天の川蛍祭2015(白金プラザ会)の地域広報事例

「天の川蛍祭2015」というイベントが先週末にあり、足を運んできました。

このイベントは、白金高輪駅前の商店会「白金プラザ会」の主催のようで、このような見開きのパンフレットも配布していて、各ショップの案内とイベント紹介がされています。
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目についたものをいくつか報告すると・・・
屋台村や物産展が連なっていて実に楽しげ。多くの人出があります。
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七夕が近くということで、イベントに参加の皆さんが書かれた色とりどりの短冊が目を引きます。
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近所の子どもたちが2000個のペットボトルで作った、キッズ天の川アートとかも。
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そして最大の目玉がこれ。このイベントは山形県庄内町が協力団体として名を連ねているのですが、そのゲンジボタルが、こちらで鑑賞できました。このような都心でホタル鑑賞ができるなんて!
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ともあれいろいろ楽しい時間を満喫できました。このイベントは、結果として、商店会の各ショップのPRのみならず、このエリアのPR、そして遠く離れた山形県庄内町のPRと、多方面の広報につながっている印象です。

そしてホタル鑑賞を経験して思ったことなのですが、「物だけでなく体験を売る」というイベントスタイルは、改めて価値あることと感じました。(注・このホタル鑑賞は無料です)

考えて見れば、ネット通販のお陰で、どこにいても地方のものはある程度、買えるようになりました。しかし体験ばかりは現地に行かないと仲々できない。そして現地に行くためには時間とお金が必要。

だからこそ、その現地オンリーの体験を東京でできるとインパクトを感じる。もちろんそれは疑似体験。しかし疑似体験であっても現地を身近に感じさせる効果は間違いなくあり、これをキッカケに現地に実際に育予定を立てる人も当然いるでしょう。

体験型イベントは今やめずらしくないのかも知れません。しかし中途半端な体験だったら、東京都心であれば既に提供しているところもあり、イマサラ感のはず。なので、「どの体験を売るか」の検討が良い企画の鍵となる印象を改めて持ちました。