東京都港区と北海道豊富町のコラボ「豊富温泉体験WEEK」は成功だったのか?

平成29年2月18日から26日の間、東京都港区の銭湯で、北海道の最北の温泉郷「豊富温泉」に入浴できるイベント「豊富温泉体験WEEK」が開催されました。

このイベントを実際に体験した印象のレポートを通して、今回のブログでは地方における観光リソースのPR事例を考えたいと思います。

まず何よりも東京のど真ん中の銭湯と、北海道最北端の温泉地との掛け合わせということ自体がツカミとなっています。

開催場所となった港区内の5つの銭湯のうち、3つの銭湯に会社帰りに寄りました。

白金の「アクアガーデン三越湯」さんでは、褐色の豊富温泉のお湯を堪能しました。また置いてあった観光ガイドブックとリーフレットで豊富町と豊富温泉について深く知ることができました。
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「南青山 清水湯」さんでは、風呂上がりの後に豊富町のアイスクリームを堪能しました。
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「麻布黒美水温泉竹の湯」さんでは、帰りにお土産も買いました。

こう書いてみるとわかるのですが、豊富町の魅力を五感に訴えかけています。ポスターに記載された豊富町の説明、ならびに夏の風景の写真で、広く豊富町の魅力を伝えることに成功しています。
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今回の経験を通して、次回の札幌の帰省時には豊富町に行きたくなりました。

またわたし自身、このブログを書くことや今回のイベント体験を伝えることにより、身の回りの人に豊富町のことをかなりPRしています。

多分、わたしと似たようなことをしている豊富町WEEKの温泉経験者は数多くいるのではないでしょうか。

いろいろ振り返ってみると、都民に効果的に豊富町ならびに豊富温泉を効果的にPRできたこのイベントは大成功だったと思います。

豊富温泉体験WEEKについての公式情報はこちらをご覧ください。

港区公式ホームページ
豊富町観光協会ホームページ

「港区の歴史的建造物をめぐる街歩き会」開催報告

職業能力開発総合大学校 起業・新分野展開支援センター(略称:創業サポートセンター)はかつて田町にあった起業家支援の公的機関です。

いまはもう閉鎖されていますが、主要メンバーの方とは2006年の創業当初から現在に至るまで、毎月の経営者勉強会や山歩きで共に時間を過ごしています。

今月はわたしの企画として「港区在住の一級建築士が案内する港区の歴史的建築めぐり」を10名の参加者とともに実施してきました。今回はこの報告ブログです。

ちまみの「港区在住の一級建築士」とはわたしのことです。建築の仕事はいまは全くやっていませんが・・・

企画にあたって参考としたのはこちらのホームページです。
都選定歴史的建造物 一覧(東京都都市整備局の公式サイト)
港区文化財総合目録(東京都港区文化財保護の公式サイト)

今回のコースではざっと下記のようなルートでわたしの解説付きで回りました。
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地方自治体の観光プロモーション情報発信のコツ(1.何を?What)

ここ最近、新しいメディアや組織による、観光資源の効果的な発信方法について、いろいろなところで語る機会が増えてきました。

その手法はもちろんケースバイケースなのですが、多面的に検討することが必要であることはいうまでもありません。

具体的には情報発信における、「 だれに(Who)、なにを(What)、どのように(How)」を精査することなのですが、今回のブログではここを詳しく述べて見ようと思います。
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川崎市産業振興財団の新分野・新技術支援研究会の講師をしました

川崎市産業振興財団の主催する新分野・新技術支援研究会の一分科会、「広報・マーケティング研究会」のコーディネーターのお仕事を、一昨年からお手伝いさせていただいております。

昨日が2016年度の最終回で、自社ブログの活用方法について、講師をしてまいりました。
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ソーシャルメディア全盛の時代に、なぜブログ?と思われている方もいらっしゃると思います。

その理由として “川崎市産業振興財団の新分野・新技術支援研究会の講師をしました”の続きを読む

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んだ印象

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んで見ました。

内容を語る前に、とにかく書名が素晴らしいと感じました。

読者ターゲットが、学生や心理学に興味を持っている相手ではなく、広い層を意識したからこそ生まれた「売れる」タイトルでしょう。

この本は、書評でも賛否両論盛り上がっているように、人によってとらえ方が全く違うと思います。

トラウマを明確に否定するなど、同感しづらいところがあるのも事実です。

他者からの期待に応えることも、この本では否定しているのですが、いったい我々ビジネスマンがクライアントや上司の期待に応えなかったら何が残るのでしょうか。

期待に応えるのではなく、期待を超えることをめざさないと将来は無いと言い切りたいと思います

ところで書籍で書かれていることとは離れるのですが、読んで感じたこととして、強く思ったことが2つあります。

ひとつは

現実を冷徹に見ることの重要性

です。

特に経営者としては、現実にフィルターをかけて見てしまっていると致命的です。

現状把握が正確にできていないなら、戦略そのものが大きく外れることは自明でしょう。

もう1つは、経営者や会社そのものが、大きく成長した将来ではなく、いまの瞬間から幸せになることの重要性です。

自らが幸せではないのに、クライアントや社会を幸せにするのは難しい。

ともあれ今年は、

  • 自分で考える
  • 人に会う
  • 本を読む
  • 出かける
  • 新しい経験をする

を大事にしていきたいと思っています。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え