「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」2021年訪問/北海道・美唄ワーケーション体験記(3)

ワーケーションを行うのであれば、普段の業務環境とは全くかけ離れたエリアがお勧めです。

自然豊かな地方の方であれば、東京を始めとする大都市圏。
逆に大都市圏であれば、まだ足を運んだことがない地方。

普段見ることができない風景が広がっており、全く新しい経験をすることができます。
それにより新しいアイディアや発想が生まれることが何よりも価値ということを前々回のブログでも書きました。

わたしは普段、東京の都心部のオフィス(山手線の駅前)で働いているため、ワーケーションはあえて別環境の北海道の空知地方を選びました。

美唄のテレワーク施設におけるオンライン業務の後は、観光として「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」に向かいます。

ここは美唄が炭鉱産業で栄えていたときに児童数1,250人を擁した美唄市立栄小学校跡地を、彫刻家である安田侃氏の作品を展示する美術館として再生したものです。

木造の校舎に足を踏み入れるのは何十年ぶりでしょうか。

廊下を歩いていると小学生時代にタイムスリップします。

炭鉱産業の隆盛を物語っている小学校の歴史は、自らのヒストリーを振り返えさせられます。

校舎内に陳列されている彫刻とともに、いろいろなものが五感を通して訴えかけてきます。

アート作品は旧校舎の中だけではなく、屋外に点在していてそれを散策して巡るのも楽しい。

敷地内に併設のカフェで、今後の経営に生かしたいことや、感じたことなどを忘れないうちに早速とりまとめしました。

ワーケーションは仕事とともに、余暇を楽しむという発想で生まれたものかもしれません。

ただ普段は決して得られない体験から生まれる発想をもとに、どっぷり考える仕事に没頭するのも良いのではないでしょうか。

美唄市内からも車で30分足らずの好立地なので、機会があればまた訪れてみたいと考えました。