秀和五反田駅前レジデンスの避難訓練と入居者懇親会に参加

当社がオフィスとして入居している秀和五反田駅前レジデンスは、全162戸のうち、おそらく3割くらいが当社のようにオフィス使用として入居している人たちです。

この度、住民とテナントすべてを対象とした避難訓練と入居者懇親会の告知があり、参加しました。

ここが秀和五反田駅前レジデンスの良いところ。通常のマンションの同様のイベントは分譲した住民のみが対象というところが多いと思います。

しかし秀和五反田駅前レジデンスのイベントは、オフィスや店舗の従業員も参加を募っています。

今回のプログラムでは、集会室において防災の視点から現状の建物がどのようになっているかの報告がまずありました。

その後、非常時の避難や日常の備品などについての広い説明がセキュリティ会社、管理会社、理事会の専門家からありました。

続いて向かったのは屋上、こちらで貯水槽が停電時に水を供給する時間がどれくらいあるのかの説明がありました。

また共用廊下での消火設備の説明など。

また屋外出て、消防が取り扱う取水口の説明がありました。

最後、総括して解散後に、近くの中華で懇親会を行いました。

わたしのいたテーブルはオフィス入居の方に加えて、1階のテナント店舗のスタッフとして働いている方もおり、普段会ったことのない方とも良い交流ができました。

この「顔見知りになる」ことは、特にこのような集合住宅では極めて重要なことと思います。

わたし自身かつて3.11に東京ビッグサイトの展示会場に取り残され、現地で夜を明かしましたが、そこにいた顔見知りの存在によって、どれだけ助けられたかわかりません。

東京で今後発生する可能性がある大災害の時には、ネットでの情報収集が叶わない可能性も高いはず。

その際に入居者どうしが横の連絡を取り合い、適切な情報を共有することが、身を助けることは容易に想像がつきます。

ただお互いに顔見知りになるメリットは何も防災時だけではなく、日常生活にも潤いを与えるのではないでしょうか。

わたし自身、実際に秀和五反田駅前レジデンスの懇親会を通して知り合った方も数多くいます。

その方々とロビーや五反田の路上で挨拶と立ち話をする機会も増え、結果、楽しい時間を過ごすことも増えたと実感しています。

今回も含めて、昨今の秀和五反田駅前レジデンスはお互いに顔見知りになるイベントが多く、現代の長屋のようで大変気に入っています。

地域の活性化と防災はこのような住民どうしのつながりがベースにあり、必須の条件であることを付け加えたいと思います。