「新分野・新技術支援研究会」の合同研究会の開催報告

専門家として兼務させていただいている川崎市産業振興財団主催の、「新分野・新技術支援研究会(略称NFT)」の合同研究会が開催されました。

わたしは5つの分科会の中の「広報・マーケティング研究会」を担当しているのですが、他の分科会の先生とともに、昨年の実施内容と次年度の予定を発表してきました。
nft2017

発表の中でもお伝えしたのですが、この研究会で大事にしていることが3つあります。

それは
1.法人向け事業を行っている中小企業でも実践できること

マーケティング事例として発表される多くは、大企業だからこそ実現できるものが大半です。実験的なケースも多く、見聞きする分には面白いのですが、中小企業が実践できないことがほとんどです。そのため当研究会では、予算面や人的リソースが十分でない中小企業が実践できることを主眼に置いています。

2.基本となる考え方を学ぶこと

テクニックの伝授だけで終始するマーケティングの勉強会も数多くあります。しかしテクニックのベースとなる考え方を忘れてしまうと、求める結果にたどり着くことは困難です。極端な話しコンプライアンスに違反するようなスパムのテクニックに走ってしまうこともあります。そのため当研究会では、変化の早い時代でもぶれない基本となる考え方・・・お客様との信頼関係の構築方法などを中心に学んでいます。

3.参加者同士でディスカッションできること

カリスマ講師が独壇場で話す形式の勉強会も数多くあるでしょう。しかしこの勉強会は経営者率が高いため、各企業で実践した内容についてシェアし、意見交換する格好の場になっています。そのため当研究会では、参加者同士のディスカッションに十分な時間をとっています。

次年度の「新分野・新技術支援研究会/広報・マーケティング研究会」のスケジュールはホームページに掲載しましたので、ぜひ皆さまお越しください。

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