サーティワンアイスクリームが食べたくなるマーケティング

サーティワンアイスクリームはいつも美味しく、スイーツ男子として時々バニラ系を中心に楽しませてもらっています。

過日、店舗前を通りかかった際に見たこのディスプレイ。

思わず店内に引き込まれました。
31

何で引き込まれたか考えるに

美味しそうに見えるだけでなく、何か楽しげだったというのが大きいかも知れません。

この場合だと、ネオンのディスプレイ、そしてPOPなカラフルな色彩のゼリーサンデーのディスプレイが、楽しげな印象を与えるのに大成功しています。

この事例に限らず、色々なところの31アイスクリームのディスプレイは、どれもおいしそうなだけでなく、楽しげです。

最近、この「楽しげ」というのが、マーケティング上の大きなキーワードだと感じています。

要は、スペック(仕様)さえ良ければ売れる時代は過去のことで、それに加えて何らかの楽しさが今の時代求められるのでは・・・ということです。

もちろんこの「楽しさ」というのは、商品やサービス、法人向け(B2B)か個人向け(B2C)かで、表現が変わります。

「期待感」だったり、「高揚感」だったり、「また会いたい」だったり・・・・

いずれにせよ、サービス提供先のお客様が、幸せになっているイメージと切り離せません。

マーケティングが上手な会社の大半は、このようにお客様に対して、彼ら(彼女ら)が幸せになっているイメージを与えるのに成功しています。

従来のPR手法を考え直す場合に、このように仕様以外の部分で訴求しているかを再検討するのが、極めて重要と考えます。