中小企業のホームページに記載すべき「新型コロナウィルス関連情報」とは

新型コロナウィルス関連における、企業の取り組みの告知として、ホームページの新着情報などにおける告知として、何を書けば良いのかというご質問いただきました。

多くの企業が共通して検討する点かと思いますので、考え方や詳細をお伝えしたいと思います。

まず記載する内容は、大きく下記の3つに分類されるので、それぞれの項目別に記載するのが良いと思います。

1.新型コロナウィルス感染防止の取り組みについて

この内容は既に告知している企業も多いかと思いますが、オフィスであっても店舗であっても、具体的な実施内容を書くのが必要です。多くの場合は

  •  従業員の検温、自己申告などを通した体調管理
  •  社内や手の除菌・殺菌
  •  テレワーク、時差出勤、ソーシャルディスタンスなどの三密防止
  •  従業員のマスクやフェイスシールド着用

あたりが中心となるかと思いますが、写真があればそれも添えるのがベターです。

2.社外とのコミュニケーション手段や対応時間の変更について

上記とセットで書くことも多いのですが、テレワークなどの社内体制の変更に伴い、営業時間、お問い合せ方法、サポート手段などが変わっている場合には、これらも合わせて告知することが重要です。

この告知の際には、それがいつまで位続くのか、目途としてでも良いので、併せて記載することが必要です。

3.新しい製品やサービスについて

コロナ禍を受ける中での、時代に則した新しい製品やサービスを展開している企業も多いかと思います。

従来のサービスを、非対面のオンラインサービスに切り換えたものが代表的なものです。

それに加え、テレワーク化や新型コロナウィルスの感染拡大の防止を支援する製品・サービスがもし有るならば、世の中が必要としているこのタイミングで、早め告知することが重要です。

上記の内容は、持続可能な社会を実現する企業活動としてもPRしやすいので、従来のサービスやターゲット層を、新しい姿に変えることが可能かどうか、経営陣が率先して検討することが重要と考えます。

なお、これに関連して、さらにあった方が良いのが

新型コロナウィルスの影響に対する⽀援活動

対象は個人、団体、地域、医療機関など、さまざまなケースが考えられると思いますが、企業のCSRとしての活動として、事業展開と合わせて考えることが重要です。

大事なポイントは、COVID-19の対処という一過性のことを超えて、ウィズコロナやアフターコロナ時代の先にあるニューノーマル(新常態)を見すえた企業の変革テーマとして検討を進め、その内容をホームページを活用して広く内外に伝えることです。

中小企業が発信すべき持続可能な開発目標(SDGs)コンテンツについても、近々こちらのブログにUPしますのでご一読ください。