色々やることよりも、やらないことを決める重要性

経営者の仕事は仕組み作りだ。

よく経営者セミナーなどで聞く台詞です。

実際に経営者の仕事とは何なんでしょうか?

我が身を振り返る意味で、自分自身の日常業務の時間の使い方を分析すると・・・

1.経営者としての本来の仕事
2.営業マンとしての仕事
3.Webディレクターとしての仕事
4.Web制作者としての仕事
5.セミナー講師としての仕事
6.コンサルタントとしての仕事

が色々混在しているのに気が付きます。

弊社フラットコードも、法人の4期目を迎えて、今後事業を成長させるために、経営者としての自分自身の在り方を考える中で、ひとつ大事だなと思うことがあるので、ここで書き留めておきたいと思います。

それは

やらないことを決める

自分自身、いろいろなことに取り組むのが好きなのですが、意外にそのようなことが取り組む内容の密度を薄くしているのでは?と反省することも同時に多々あります。

そのような性格だと、やることを決めるよりも、やらないことを決める方が、シンプルで分かりやすいのではと思います。

事実、いくつかやらないことを決めたのですが、その結果、良い感じに歯車が回っているのを感じます。

この「やらないことを決める」ことは、経営戦略だけではなく、マーケティングについても同じく重要なのではと考えます。

莫大な広告費がある訳でも無く、マーケティング専門部員が居るわけでも無い企業であれば、テストマーケティング的な取り組みは別にして、限られたリソースで出来ることは限られているはずです。

もちろん色々なことにトライすることは重要ですが、その1つ1つのトライが、密度が薄ければ、効果測定すらたどりつかない結果になることは自明です。

経営もマーケティングも、普段の視点とはがらっと変えて、何をやらないようにすれば良いのか考えると、新境地も見えてくるのではと思います。