株式会社ダイワキコー様

「依頼した決め手は当社に向き合い、ヒアリング形式で情報を深掘りしながら形を作っていくプロセス。お任せしたのは出会ってから約10年後ですが、阿部社長のスタンスに深く共感を覚えていたので、他社に依頼するという余地はありませんでした」

株式会社ダイワキコー

代表取締役社長 芝 大輔 様(写真左)

昭和58年創業の機械器具専門商社「ダイワキコー」。機械器具や資材、ソフトウェアソリューションなどの提供を通じ、ものづくり企業のトータルサポートを展開しています。令和4年3月の社長交代を機に、ホームページのリニューアルに着手。その制作をフラットコードにご依頼くださいました。フラットコードを選ばれた背景やリニューアル後の効果など、芝大輔社長にお話をうかがいました。

 社長交代を機に、経営理念と企業カラーの発信に着手               

―社長に就任された後、どのようなことを真っ先に考えられましたか?

まず実施したいと考えたことは、「経営理念やビジョンを社内外へ周知させる」ことでした。当社は業種としては商社となりますが、企業と企業をつなげるのは結局のところ人であり、サービス業の側面もあると私は思っています。そこで「ものづくりで社会に貢献する」という経営理念を改めて示すことで、社員のお客様に対する意識も変化し、仕事への姿勢やモチベーションも向上するのではと考えました。

社長に就任する前、私は一般社員という立場で仕事をしておりましたが、その中で多くの社員が将来の理想像を持てていないのではないかと感じていました。一人ひとりがまずキャリアビジョンを描くためにも、経営理念や考えているビジョンを浸透させる必要があると捉えた次第です。

―フラットコードへ依頼される前、ホームページに関してどういったことでお悩みでしたか?

ダイワキコーという企業カラーを発信できていないことでした。父が代表を務めていたときもホームページを持っていましたが、経営方針からメディアとしての活用をほとんど行なっていませんでした。
というのも卸売業はBtoBであるため、企業情報をオープンにする必要はないと父が考えていたからです。当時はそれでもお客様から信頼は得られていたのですが、次第に時流が変化していく中で、SDGsやサステナブルなど製造業に求められる社会潮流や環境も変わり、お客さまが持つ課題はますます複雑化していきました。そこでホームページによる情報発信の大事さを肌で感じるようになりました。

株式会社ダイワキコー

リニューアル後のトップ画面

―他にも似たようなホームページ制作会社がある中で、当社にご依頼いただいた理由を教えてください。

依頼した最大の理由は、「企業カラーを引き出すため、対話型によるホームページ制作プロセスを重視」されていたことです。
実は阿部社長に初めてお会いしたのはもう10年前のことでした。工作機械の展示会で当社のブースに阿部社長が立ち寄られ、名刺交換させていただいたことがはじまりです。
当時は父の方針で、ホームページのリニューアルは難しい状況でしたが、いくつかご提案いただけて。ヒアリング形式できめ細かく情報を深掘りし、そこから形を作っていくという進め方に感銘を受けましたね。それから10年後に社長に就任し、真っ先にご連絡させていただいた次第です。阿部社長の取り組み方やスタンスに深く共感を覚えていたので、他社に依頼するという余地はありませんでした。

―ホームページのリニューアルを依頼するにあたり、どのような要望と期待がありましたか?

コンテンツをいかに充実させられるかどうかを意識していました。とはいえ頭の中にある程度イメージがあっても、具体化するのはやはり難しいところ。そのため、「いかに私たちの考えを的確に汲み取り、アウトプットしていただくか」というところに期待していました。阿部社長は傾聴力があり、こちらの思いをじっくり聞いてくださるうえ、1を言えば10を理解してくれる…といった印象を受けましたね。

―実際に完成したホームページはいかがでしたか? 率直な感想をお聞かせください。

総合的には期待していたイメージ通りの仕上がりになりました。ただ私たちの夢をたっぷり引き出してもらったこともあり、少々背伸びしすぎたかな…という気持ちも実はあったりします。ただ会社がその夢に向かって進めば、結果それで良いのではと思っています。

 Webサイトリニューアルの効果

―ホームページのリニューアルは具体的な成果につながりましたか?


従来のホームページの月間PVは100前後でしたが、現在は月間600〜700PVとなったのでリニューアルの成果を感じました。またホームページを経由した新規問い合わせが増えたことも大きな変化です。これはあくまで体感値ですが、以前の3倍くらいになったかと思います。これはホームページを通じて、ダイワキコーという会社がきちんと相手に伝わった結果なのではないでしょうか。東南アジアをはじめ海外からのアクセスも急増しました。まだ取引には至っていませんが、ゆくゆくは事業につながっていけば本当にうれしいですね。

―ホームページリニューアル以外で、フラットコードから他のサポートはありましたか?

刷新したホームページのコンテンツを活用し、さらに会社紹介のリーフレットも作成していただきました。新規開拓で会社を説明するときには、デジタルより紙の方がスピーディーなこともあるため、同じコンテンツでも使い分けができると思ったからです。
社長交代をきっかけに今まで取引のなかった金融機関と接点を持つことも多く、すでに何枚も使用しております。今後は展示会などの場でも活用していきたいですね。

―フラットコードにホームページ制作を委託しようか迷っている方に向けてアドバイスをお願いします。

阿部社長は私たちクライアントの事業をしっかり把握されたうえで、制作に臨まれるので大変心強かった印象があります。いつも自分事として提案してくださり、心に刺さる場面も多々ありました。
ホームページで「発信したい」また「表現したい」気持ちがあっても、その具体的な形が思い浮かばないという人は多いかもしれません。阿部社長はそんな“もやもや”をふわりとまとめてくださるので、必ず理想を形にできると思います。

PROFILE

株式会社ダイワキコー様

機械器具専門商社として、プラスチック成形や金型加工の業界にさまざまな課題解決ソリューションを提供。あらゆるものづくりの分野において現場の困り事を総合的にサポートする取り組みを展開。オリジナル製品に加え、海外から直接輸入した製品も取り扱う。
本社:東京都品川区

プロジェクトの概要

先代の経営方針から、従来のホームページはメディアとしての活用は行われておらず、経営理念やビジョンなど会社の核となる発信ができていないことに課題を感じていた。
社長交代を機に、「ダイワキコーが、社内外問わずより多くの人に伝わるホームページ」への刷新を目指し、フラットコードに依頼。リニューアル後は、社員へのビジョン共有とモチベーションにも大きく寄与し、ホームページ経由の新規問い合わせとPVも急増した。

導入サービス

・コンサルティング
・ホームページ制作
・運用サポート
・会社案内リーフレット制作

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