大崎電気システムズ株式会社様

「Webサイトは外向きの発信をするものと考えていましたが、社員に向けての情報発信も兼ねることができるのですね。お客様と社員が会社の方向性やビジョンを共有するツールにもなり得るというのは、新しい発見でした。」

大崎電気システムズ株式会社

代表取締役社長 山口裕幸 様(写真左)

配分電盤、制御盤および監視システムなどの専業メーカーとして、高品質な製品と充実したサポートを提供し続ける「大崎電気システムズ株式会社」。2019年、山口社長自らがプロジェクトリーダーとなり、Webサイトのリニューアルに着手。その制作をフラットコードにご依頼くださいました。フラットコードを選んだ理由、リニューアル後の評価など、山口社長にお話をうかがいました。

 ホームページを経営戦略に生かすために               

―フラットコードと契約される前は、Webサイトに関して、どういったことでお悩みでしたか?

リニューアル前のサイトは、「当社に関心を持っている人、特に業界のことがわかっている人が見れば内容が伝わる」とくらいの感じで、ターゲットが非常に狭いものでした。何より採用に関する内容が欠けていて、表現も足りていなかったので「いつかはリニューアルしなければ」という想いは常に抱いていました。

―他にも似たようなホームページ制作会社があったにもかかわらず、当社を選んでくれた理由を教えてください。

第一に、阿部社長が非常に熱心だということです。大手ゼネコンの出身で建築設備の分野に明るく、発注前からずっと当社に高い関心を持ってくれていました。「阿部さんなら、我々がWebサイトで表現し切れていない部分を補ってくれるかもしれない」という期待から発注した次第です。

その他、フラットコードさんは数々のコーポレートサイトを制作するなど実績も確かですし、安心して発注しました。

―リニューアルを依頼するにあたり、どのような要望、期待がありましたか?

採用面をより意識したWebサイトです。これまで不足していた新卒・中途採用に関するコンテンツを充実させるのはもちろんですが、当社に入社したい、興味がある人たちが訪れた際、親近感を持ってもらえるようなWebサイトにしたいと考えていました。

リニューアル前のように狭いターゲットに向けたものではなく、幅広い層の人たちに発信できる「専門性が高いながらも、わかりやすく親しみやすいWebサイト」に生まれ変わることで、当社が必要とする多彩な人材の獲得に役立つだろうという想いもありました。

リニューアル後のトップ画面

 Webサイトリニューアルの効果

―実際に依頼をされてみていかがですか?  率直なご感想をお聞かせください。

完成したWebサイトはこちらの要望通り、まさしく「わかりやすく親近感がある」ものでした。「当社に興味を持っている人が見る」サイトから、「見ることで当社に興味を持ってもらえる、または興味を深めてもらえる」サイトへと生まれ変わった。この差は実に大きいと思います。

さらに、阿部社長は我々の要望を取り入れてくれるだけではなく、会社の外側という立場から積極的に新しい提案をしてくれました。当社が今後実現しようと考えている新規事業にもふれ、社員たちのモチベーションが上がるような、未来を感じさせる要素が加わったのが良かったですね。

制作中も非常に丁寧にきめ細かく対応してもらったおかげで、打ち合わせの段階から仕上がりにかなり期待が持てましたし、実際、イメージした通りのものができあがってきました。「できあがるまでわからない」なんてことはフラットコードさんに限っては当てはまりません。嘘のない、中身をしっかりと備えた仕事ぶりでした。

―Webサイトのリニューアルは、採用面において具体的な成果につながりましたか?

採用面についてはうまく表現してもらえていて、非常に惹きつける内容になったと思います

実際に、2020年度は応募がたくさんあり、新卒も中途も面接した人の多くが入社してくれました。即戦力が5名も採用できたのは大きな収穫です。コロナで採用を止めていた企業があったからかも知れませんし、あらゆる要因がある中で、このリニューアルが採用にどの程度影響したかを測るのは難しいのですが、確かに良い影響があったと感じています。

―採用面以外にも、リニューアルによって何か新しいことはありましたか?

社員の意識変革につながったことでしょうか。リニューアルしたサイトを見ることで、多くの社員が「これから会社が目指していく方向性」を理解してくれたと聞きました。今、数字や計画として存在するもの以外にも、いろいろとやるべき仕事があることがわかってきたようです。

Webサイトは外向きの発信をするものと考えていましたが、社員に向けての情報発信も兼ねることができるのですね。お客様と社員が会社の方向性やビジョンを共有するツールにもなり得るというのは、新しい発見でした。

―山口社長がプロジェクトマネージャーとして中心になってリニューアルを行ったからこそ、このように「会社の方向性やビジョン」を明確に伝わるサイトになったのだと思います。実に素晴らしいことですね。


社員1万人規模の会社ではこうはいかないでしょうが、200人から300人規模の会社でしたら、社長が中心になって制作した方が良いものができるのではないでしょうか。

―ある会合で山口社長とお会いして以来、何度か訪問させていただきましたが、ご発注までは少し時間があったかと思います。依頼するにあたって、何か不安な事などありましたか?

2018年の春に知り合ってリニューアルしたのは2019年秋ですから、1年半ほどですかね。2018年は社内的にそのタイミングではなかったけれど、2019年になって急遽着手しなくてはいけない環境となり、スタートしたという感じです。

何か不安があったから間が空いたわけではありません。阿部社長と何度かお話させていただくうちに、当社に高い関心を持ち、理解してくださっていることは伝わってきましたので。

―発注に至るまでの間、大崎電気システムズ様が置かれた環境、山口社長のご心境など、どういった変化がありましたか?

やはり業績が大きかったでしょうか。結果的にはそれほど大きな額ではないですが、他に予算を回さなければいけないことがある状況で、会社として先にWebサイトのリニューアルに着手することができませんでした。設備や機械の場合、壊れてしまえば仕事に確実に支障が出ますから、すぐに修理をする必要がありますが、Webサイトは放置したからといって明らかな損失が出るものではないので、手をつけるタイミングが難しかった。しかしWebサイトのリニューアルが遅れることで、ジリジリと影響が出ているのはわかっていました。

2019年になってこうした状況が変わり、Webサイトのリニューアルに着手することができました。私たちと同じ時期に、やはり採用に力を入れるためにWebサイトをリニューアルし、内容を充実させている企業が相次いでいましたが、この時期にやっておいてよかったと思いました。

―最後の質問になりますが、フラットコードにWeb制作を依頼しようかどうか迷っている人に、先輩ユーザーとしてメッセージをいただきたいのですが。

Webサイト制作を依頼する企業さんには、さまざまな目的があるかと思いますが、その目的に即したきめ細かいアイデア、提案をしてくれる制作会社です。特に良いのは受け身でないところ。言われたことをただやる会社に依頼しても、なかなか良いものはできないと思います。

発注者側にそれだけの知見がある、もしくは広報の専門チームが社内にあるということでしたら話は別ですが、実際そうでないことがほとんどでしょう。フラットコードさんは、コンセプトからディテールの作り込みまで、一緒になって提案してくれるので、単純に「1ページあたり○円」というだけではない価値を提供してくれるはずです。

PROFILE

大崎電気システムズ株式会社様

配分電盤、制御盤および監視システム等の専業メーカーとして、大崎電気工業(株)で培ってきた技術をもとに、高品質な製品づくりと充実したサポートを実現。
また生産工程では自動化と合理化を進め、「人と環境にやさしい工場」を目指し、さまざまな取り組みを実施。
本社:東京都品川区。

プロジェクトの概要

同社が数年前に社内制作した従来のWebサイトは、会社および業界を知っていることを前提としたコンテンツ構成であり、一世代前のデザインを含め、会社の魅力発信に繋がっていないと課題を感じていた。
併せて、スマートフォン対応やSSLも未導入であった。
リニューアルのニーズが高まる中、この機会に「あらゆる人に会社の魅力が伝わり、親しみやすいWebサイト」への刷新を期待してフラットコードに依頼。
新サイトのリリース後は即戦力の採用も実現し、社員のビジョン共有にも役立っている。

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