ホームページがなかったら、地方の一町工場としてそれで終わっていたかもしれません。共立工芸という会社の名前と、自分の存在を世の中に残せたのかなと思っています。
株式会社共立工芸
代表取締役 根本 英彦 様(写真左)
株式会社共立工芸は、東京都品川区で半導体製造装置向けの樹脂加工部品を手がける町工場です。「ホームページを通じて、共立工芸という会社の存在を世の中に残せた」と語る代表の根本英彦様。口コミによる注文の広がりや、海外からの思いがけない反響など、ホームページが経営にもたらした変化を、フラットコードが手がけたオーダーフォームの改修エピソードとあわせてお聞きしました。
ホームページが、共立工芸の名前と存在を世界に残した
―まず、共立工芸様の事業概要について教えてください。
弊社では、半導体製造装置に使われる樹脂加工部品をメインに製造しています。メーカーからいただいた図面をもとにした切削加工がほとんどで、既製品として販売しているものはほとんどありません。
―SEPベアリングガイドは、本業の中でどのような位置づけなのでしょうか。
10年ほど前から、趣味の延長で始めたオートバイ部品「SEPベアリングガイド」の受注製造も手がけていて、現在は弊社の売り上げの一翼を担ってくれています。
―ホームページやオーダーフォームを導入される前は、どのような課題がありましたか。
メールと電話だけのやり取りだと、お互いに一対一の確認になってしまい、誰が、いつ、どれだけ注文を入れてくれたのかという管理がとても分かりにくい状態でした。過去の注文を確認するにも、メールを遡ってスクロールしながら探さなければならず、手間がかかっていました。
―SEPベアリングガイドを求めるお客様とのやり取りは、どのような感じでしたか。
求めてくださるお客様は、欲しいものがはっきり決まっている方がほとんどなので、やり取り自体はそれほど複雑ではありません。それでも、記録が個々のメールに散らばってしまう状態は、業務の負担として地味に積み重なっていました。
―フラットコードに依頼された経緯や決め手を教えてください。
正直なところ、当時はそこまで深く考えていたわけではありませんでした。きっかけは、品川区の方からのご紹介です。自分でホームページをどう作ればいいのかも分からない状態でしたが、品川区から「こういった企業さんがいますよ」とご紹介いただいたのが最初のご縁です。品川区の紹介ということもあり、安心してお願いできました。
―オーダーフォームの改修では、どのような点を改善されましたか。
以前のオーダーフォームは、数量や住所が未入力のままでも発注できてしまうことがありました。改修では必須項目化に加えて、ラージボディ用・スモールボディ用に分かれていたフォームの一本化や、通知メール件名の簡略化などをお願いし、受注管理の手間がかなり軽減されました。

Webサイトのトップ画面(https://www.k-r-k.co.jp/)
―改修において、こだわった点はありますか。
とにかくシンプルであることです。ここを押して住所を入れればOKというくらいの、軽いノリで注文できる方が、お客様にとっても使いやすいはずだと思っています。自動返信メールが届くようになったことで、お客様の方でも「注文がちゃんと届いている」と安心していただけるようになりました。
―改修後、お客様の反応に変化はありましたか。
SEPベアリングガイドは耐久性が高く、一度購入いただくと長く使っていただける分、リピートのご注文自体はあまり多くありません。それでも、まれに追加購入のご相談をいただいた際には「前はメールだけのやり取りだったけど、今はオーダーフォームがあるんですね」と言っていただけることがあり、地道な改善が伝わっているのだと感じています。
―ホームページを持ったことで、一番大きく変わったと感じることを教えてください。
やっぱり一番大きいのは、ホームページを通じて、共立工芸という会社の名前と自分の存在を世の中に残せたのかな、というところです。大げさな言い方かもしれませんが、ホームページがなかったら、地方の一町工場としてそれで終わっていたかもしれません。インターネット上に会社の存在を残せたことは、経営者としてのモチベーションにも直結していると感じています。

口コミと海外からの問い合わせが広がった、
小さな町工場のホームページ活用
―広告や取材なしで、口コミが広がっているそうですね。
そうなんです。オートバイ雑誌に広告を載せたことも、オートバイ系のメディアから取材を受けたこともないのですが、ホームページとブログだけで口コミが広がって、加工のご依頼をいただく頻度も、明らかに上がってきています。
―ホームページの新着情報も、頻繁に更新されているそうですね。
はい。「第◯次加工しました」というような新着情報の更新頻度が、自分でも驚くくらい上がってきています。ホームページの更新が、そのまま加工の受注サイクルにもつながっている実感がありますね。
―海外からの反響について教えてください。
思いがけない反響がいくつもありました。韓国やアメリカ、イギリスといった海外から、メールでの問い合わせをいただくことがあります。極めつけは、ドイツから旅行で来られたご家族が、ふらっと工場を訪ねてこられたことです。ホームページやブログ、購入者の方がSNSに載せてくださった投稿を見て、他の対策部品を色々試してもうまくいかなかった中で、うちの製品を見つけて買いに来てくれたそうです。実際にお会いできたのはこれが初めてだったので、驚きました。
―オートバイ屋さんなど、法人のお客様からの発注もあるそうですね。
はい。個人の方だけでなく、実際にオートバイ屋さんからの発注が入るようになりました。オーダーフォームができたことで、信頼していただけるようになったのかもしれません。
―日頃のサポートや運用面については、どのような印象をお持ちですか。
何と言ったらいいか、こちらの要求に対して随時、即座に対応していただけているので、サポートとしてはかなりハイレベルなんじゃないかと思っています。
―これまで、具体的にはどのようなサポートを受けられましたか。
去年の12月には迷惑メール対策のご相談をしましたし、今年の7月にはサーバー側の障害にも対応していただきました。価格改定に伴う表示変更のご相談にも、快く応じていただいています。
―今後、フラットコードに期待することを教えてください。
これまでと変わらず、同様のサポートを受けられればと思っています。それと、SEPベアリングガイドの海外向けの販売方法やホームページの多言語対応についても、今後フラットコードさんにご相談したいですね。
―最後に、依頼を迷っている企業様へメッセージをお願いします。
個人的には、フラットコードさん一択かなという感じです。おそらく、ここまで迅速に対応してくれるところはほぼないんじゃないでしょうか。大きな企業だと「その案件はあちらの部署なので」と、いろいろな部署にたらい回しにされることもあると思いますが、フラットコードさんの場合は全てオールワンで対応してくれるので、話がすごく早くて助かっています。ホームページを検討している色々な方におすすめしたいですね。

PROFILE
株式会社共立工芸様
半導体製造装置向けの樹脂加工部品を、メーカーからの図面をもとにした切削加工でオーダーメイド製造する町工場。本業のかたわら、代表の根本様がオートバイの趣味から個人的に立ち上げたベアリングガイド「SEPベアリングガイド」の受注製造も手がける。 所在地:東京都品川区
プロジェクトの概要
以前はメールと電話のみで受注対応をしており、誰がいつ何を注文したかの管理に手間がかかっていた。フラットコードによるオーダーフォームの改修を機に業務負担が軽減されただけでなく、ホームページを通じて「共立工芸」という会社の存在が広く知られるようになった。SEPベアリングガイドは口コミによる新規受注の増加に加え、韓国・アメリカ・イギリスなど海外からの問い合わせや、ドイツからの来訪者を迎えるまでに、その反響は広がっている。
Webサイトはこちら(https://www.k-r-k.co.jp/)
