B2Bサービス業における小規模な企業のメリットとは

久しぶりに秋葉原の東京都中小企業振興公社に訪問する機会に恵まれました。

東京都中小企業振興公社とは、文字通り東京都の中小企業を支援する公的機関(公益社団法人)で、自分が専門家としてもお手伝いさせていただいているところです。tokyo_kosya

昔お世話になった方と、今回は久々にお目にかかれて、良い交流ができました。

ところで、企業が継続的にお客様をサポートしていく際に、小規模な企業ならではのメリットを出せる部分について、思っていることを今日は書きたいと思います。

それは、

同じ担当者が継続的にサポートすることです。

大きな組織だと、どうしても定期的に異動があるので、担当が途中で変わることはめずらしくありません。

しかし、それだと担当の異動とともに、いままで伝えたことがリセットされてしまうことも、場合によってはあるでしょう。

むしろ完璧な引き継ぎがされているケースの方が少ないのではないでしょうか。

しかし小規模な企業だと、社員の転勤や異動がそもそも無いことが多く、結果としてお客様企業から見た場合に、同じ担当者が長いこと継続的にサポートしてくれることに関して、価値を感じていただけるケースが一般的でしょう。

特にマーケティング分野においては、過去の各種施策におけるトライアンドエラーの経験値の積み重ねが、新しいマーケティング戦略の立案に重要な位置づけを持っています。

そのため、担当が同じ、もしくは異動してもすぐ隣の席にいるというのは、何かと有利に働くのではないでしょうか。

これは小規模事業者ならではのメリットの1つなのですが、大企業と比べどのような点が強みなのか、考えると色々な気づきが得られます。

そのようなことも、今後の経営に生かしていきたいと思っています。