企業の広報・マーケティング担当者の必須のスキル2(コミュニケーション能力)

企業の広報・マーケティング担当者の必須のスキルとして、あまり語られないことを、続けて書いていこうと思います。

昨日お伝えした長文を書くスキルに加えて、きょう強調してお伝えしたいこととして「部門間の壁を越えてコミュニケーションが取れること」が挙げられます。

広報・マーケティング担当の方が、何らかの情報を発信する場合に、丸ごとその原稿を自前で一から作成することも、もちろん多いと思います。

それと同時に、他の部門、例えば商品企画部や業務部、営業部からあがってきたコンテンツをリライトして、掲載するメディアにふさわしい形で情報発信することも、それ以上に多いと思います。

この場合に大事なのは、さまざまな部門の協力を得ることです。

画像や文章などの原稿素材と周辺知識を得て、ユーザーの心に刺さる表現で情報発信するためには、当たり前のことですが、人からの協力が必要です。

このコニュニケーション能力は、もちろん広報・マーケティング以外のありとあらゆる業務に必要とされるスキルと思います。

しかし他の業務以上に、情報を扱い発信する一連の業務の中で、高度なコミュニケーション能力が必要とされる職務と考えます。

たまに「ITに強い人間を広報・マーケティング担当者にすべきか?」という質問をいただくのですが、ITよりもコミュニケーション能力が高い人がベターという回答をいつもしております。