中小企業のO2O(オンライン to オフライン)とはどうあるべきか?

今年1年がマーケティングの視点から、どのような1年になるのか、自分自身が昨年感じたことの振り返りを含めて書いてみようと思います。

ネットの販促と、ネット以外の販促の上手な組み合わせ

去年はO2O(オンライン・ツー・オフライン)という言葉がプチ流行しました。
ネット上の販促と実店舗でのセールスの上手な組み合わせとでも訳せば良いのでしょうか。

良く挙げられる事例として、通販会社がスーパーやイベント会場に売り場のコーナーを設けたりする例や、スマートフォンや携帯メールを通して、店頭で使えるクーポンを提供する例などです。

ただ多くの場合、一般消費者向けの小売業界や、すでにブランドが出来ている大企業、販促予算を莫大に使った事例がほとんどのように思えます。

法人向けの商品・サービスを提供している中小企業が、広告予算もあまり使わず、O2Oをうまく導入するためにはどうすればよいのでしょうか。

1つには、ネットの販促と、ネット以外の販促をバランス良く両立させていくことではないかと思っています。
ネットの販促とは、ホームページ・ソーシャルメディア・ブログ・メルマガ・検索エンジン広告などです。

ネット以外の販促とは、チラシ、レターDM、ハガキDM、ファックスDM、電話、セミナー、展示会、訪問、紙系や看板系の広告などです。

みなさんの同業者の中でも、うまく行っている企業は、これらをうまく両立させているところがほとんどなのではないのでしょうか?

またどのような販促をしても、最後の最後は、お客さんはホームページを見に来ますので、お客さんが見て信頼感を与えるホームページの整備は必須です。

ぜひ年間計画を立てて、バランスの良いO2Oのマーケティングに取り組んでいっていただければと思います。

追記
1月23日(水)ホームページの文章・キャッチコピー改善講座を渋谷で14時から行います。ぜひご参加ください。
BtoBマーケティング研究会 中小企業のためのホームページの文章・コピー改善講座/東京・渋谷で開催